転職が決まらない、書類選考が通らない、その時最も失敗する思考とは?

転職でもっとも気をつけなければならないのは、焦せりとどう戦うか、です。
今回は転職活動の中でおちいりやすい失敗について、質問を例にとってご説明します。

全然案件がありません。数少ない案件から決めなければならないと思っていますがどうすればいいでしょうか?

焦せる気持ちはわかりますが、そのスタンスだと転職は確実に失敗してしまいます。
大切なことは二度と転職はしない。これが最後の転職だという気持ちで考えてみることです。
そうすることによって、数少ない案件からムリヤリ選ぶのではなく、むしろ、”行かない条件”を洗い出すことができます。
最後の転職、残りのキャリアを全て使うつもりで考えるからこそ行かない条件、つまり最低限こだわりたいポイントが見えてくるのです。


本当に行きたいような案件は来なくて、いまいちな案件しかすすめてもらえません。どのように考えればいいでしょうか?

これもポイントは同じですね。冷静に行きたくなるような案件を待てばよいと思います。
ただしそれは
せっかく紹介された案件を断わり続けろということではありません。

むしろ面接は積極的に受けてください。

しかし基本的には入りたいとは思っていないわけですから、自分を売りこむ必要は全くありません。
冷静に自分を語り、市場が自分をどう見るかを理解すればよいのです。
エージェントと親しくなったとしても気を遣うことはありません。
自分の人生を決める本当の希望案件と出会うときのために、使える機会は使うのです。
焦って受けまくる。行きたくもないのに必死でアピールをする,のとどちらが最終的な成功にいち早く近づくことができるでしょうか。

それは受けている人自身が一番よく理解しているはずだと思います。