転職活動の成功法則 1/2
先日転職相談を受けました。
ボーナスが出てこのタイミングでの転職は相当悩んだのだと思います。
『今二つの会社からスカウトされているんですが、どうも決め手がなくて』
わかります。
こんな時代、むこうからスカウトしてくれるなんてなかなかないはなしですよね。
で、何が悩みの真ん中にあるんですか?
『ひとつは他のひとがもし辞退したら、というなんとも両天秤な感じですがちょくちょくアプローチしてくれて。もうひとつは地方なんですが、一度お会いしてなんとなくよいかと』
『年令も年令ですし、あせってるんですよ。一度転職で大きな失敗をしているもので』
わかりました。おびに短したすきに長しで、なかなか決められない、というわけですね。
ところで自分から合いそうな会社を探してみたりはしましたか?
『あ、いえ。それはまだ』
このような悩みは転職を真面目に考えようとしているひとほど抱えることがあります。
一度大きな失敗をすると選択に慎重になる気持ちはわからなくありません。
しかし、次の転職先はもしかするとこの先一生つきあうことになるかもしれない人生の場であり生活の糧になるところです。
あせっていればこそ、たまたま見えている二つの選択肢で悩み苦しむだけではなく、自ら動いて新しい可能性を探ってみるべきではないでしょうか。