これだけ?転職を成功に導く特効薬 1/2

転職活動をサポートをしていると時々いるのがとても自分を客観的にみているようにみえる人です。

ある時、なかなか転職先の会社で要求されるスキルレベルが高くてついていけず悩んで相談に来られたかたがいらっしゃいました。

その会社は外資系のコンサルティング会社で、仕事のほとんどは左脳型の論理的思考でしなければいけない仕事なのだそうです。

転職する前の会社では右脳冴え渡り、勘と経験と度胸で素晴らしい成果を残し、会社でも一目置かれていたため、コンサルティング会社に新しい風をふかせてやろう!くらいの意気込みで転職をされました。

ところが、そこでは自分の成功体験やスキルが全く通用せず、すっかり落ち込んでしまい、自信もなくなってどうしようかと思いながら相談に来られたのです。

そこで彼は私に
「いや〜どうしようかと思って。私ある程度通用しないことがわかるともういいやって思っちゃう人なんですよ」


。。。


なるほど。
あなたがなんでうまくいかないかわかりましたよ。。


と、答えると?がたくさんついたような顔で私を見つめられました。


自己実現をするために転職し、新しい環境で求められるスキルや思考方法にとまどいを覚えてなかなかうまくいかないことはよくあります。

しかしそんな時にこの彼のように一見客観的かつ冷静に見えてしまうコメントをさらっと口に出してしまうことは何の解決にもならないどころか、自分の思考を狭めてしまう危険性があります。