56%の女性が転職回数を気にしてない!? 2/2

確かに自分がコントロールできない経済や経営環境は変えることができません。
しかし、自分と周りの関係性や仕事の役割については、変える工夫をする余地が
残されていることが多いのです。

結果はどうあれ、転職に踏み出す前に一度取り組んでみることはとても大切です

その経験がないと、せっかく転職活動を始めても、少しの妥協〜育っていく大き
な不満〜手軽な再転職という甘いささやきがある転職のループから抜けられなく
なってしまいます。


さらに給与についてはもっとこわい現実に直面することになります。

現在の年収は?と聞かれたら普通はいまもらっている月給と賞与をあわせた金額
を答えますよね。


すると少しだけ上乗せした金額が提示されます。
この不景気のなかで最近よく見るのが、この金額のとなりに書いてある想定年俸
という言葉です。

会社の業績がよくて、個人も最大のパフォーマンスを発揮したときにこの金額で
すよ、という提示です。

この不況で最大支給は当然されることがなく、七割から八割の支給になることが
多いのが現実です。

ベースとなる報酬を転職のタイミングでおこなう年俸交渉ではなく自らの実力で
上げる努力をしていくということが求められているのではないでしょうか。
自らのパワーで道を切り開こうとする力が必要です。

女性の転職はまだまだ男性と違って業界、職種によって有利不利のふれ幅が大き
く、なかなか思うような転職ができないと考えている方が少なくありません。



転職回数を重ねる前にしっかり自分を見据えながらキャリアアップにむけた行動
につなげていくというスタンスが大切ではないかと感じました。