あわてず転職にとりくむコツ 1/2
転職について相談を受けることが多くなりました。先週と今週で4人。
こんなご時世、選択肢があるだけまだましな方ですね。
なかには何十社も紹介されたけれど、帯に短したすきに長し、という感じでなかなか決めてがない、という方もいます。
そんなとき、まずは面接を受ける、受けないを決めるための手がかりになる方法を紹介します。
転職会社が提示してくる転職アンケートの回答項目はどこも似たようなものだと思います。
この項目に自分が重視する順に点数をつけておきます。
もちろん給与や通勤距離などは条件がよいに越したことはありません。しかしあまりに高い給与をもらうことが、逆に実力を超えた過度な期待となってふりかかることはよくあります。
三十代前半までは特にこの点を冷静に見られないので、市場感覚を持ちながらある程度優先する給与レンジについてちゃんと考えておく必要があります。
また、中には社内の雰囲気、年代が近い人が多い会社、経営が安定している会社、など、受ける本人の志向に影響される項目も多くあります。
全ての質問項目ごとに回答すべき選択へ8点、4点、2点、1点、のように重み付けをしてやります。
点数のつけ方は最も重視する項目から半分ずつ減っていくようにします。
そしてついた得点の合計があらかじめ決めておく基準以上の数値になれば、まず受けてみることにします。