ちょっと待った!なぜ職務経歴書を書いているんですか?

career1102010-06-03

いざ転職、さあ書類かかなきゃ、じゃあまず履歴書。で、あとは職務経歴書だ。

ちょっと待ってください。

このブログの中でも、ちょっと立ち止まって、とかじっくり考えて、などと何度
か似たような言葉を使っています。

読み流された方も多いと思いますが、実はとても大切なポイントなのです。

キャリアアップを目指す職務経歴書を書く前に必ずおさえて頂きたいポイントを
2つ書きます。
あえてキャリアアップを目指さない、同じ業種、職種、給与も現行水準維持を目
指される場合は、違うポイントがありますので今回の記事は読み飛ばして頂いて
もよろしいかと思います。


まずは
つい先日、レジュメをみて修正のポイントをメールしていた時にあらためて気づ
いたことがあります。
それは誰に読ませるのかはっきりと意識して書く、ということです。
これ!と思った企業があるならばその企業のどの部署のどんな人に読んでもらう
か明確にイメージしてから書くということが大切です。

例えば、ある会社の経営企画職という求人に応募することになったとします。現
在は営業企画、アカウントマネージャーだったとします。

その時に、いくら営業で数字をあげました!工夫してみんなに喜んでもらいまし
た!と書いても、営業改善に取り組もうという社内プロジェクトでも走っていな
い限りはそんなレジュメを読む気にすらならないでしょう。

今やっている仕事がどうつながるのか。
なぜ経営企画なのか。
なぜその会社なのか。

これが書いていなければ単に文字が集まった紙があるにすぎません。

なんだ、そんなことか?

と思われている方もいらっしゃるかもしれません。

しかしキャリアを見る限りでは受かりそうだな、と思ったにも関わらず採用され
ない方の大半はこの点が原因であることが多いのです。

こういったことが整理されていないと、間違いなく面接時の質疑応答にも反映さ
れますので、

『なんでこいつきたの?』

と思われてしまいます。

もうお気づきかと思いますが、本気で受かりたい会社が複数あるならば、その社
数分のレジュメを準備するくらいのスタンスが必要です。

もう一つの理由はまた次回。