なぜ転職をしようと決心できないのか? 1/4

本当に転職をしようとしているのか?


「転職したらもっともらえるのにうちは・・」
サラリーマンが賞与の時期になるとお酒を飲みながらいっているのを聞いたことがあります。

転職を考えている!

一生しがみつけば一応安泰の終身雇用をしてくれそうな企業にいるサラリーマンが、転職を考えている、といえば何だかかっこいいかもしれません。
何せなんとなく市場価値がありそうな雰囲気ですかした感じでいると、It's cool!なつもりです。

「俺なんか人材会社からうるさいくらいに電話がかかってくるよ」
「それはすごいですね」
「今は時期が悪いから我慢しているけど、時期が来たらすぐ転職しようかと思ってるよ」

さて、”時期”はいったいいつやってくるのでしょうか。
恐らく仕事で失敗した、とか人間関係がぎくしゃくしだした、というような状況にならない限り、その時期は定年までやってこないでしょう。

つまり、本音では本当に転職しようとは思っておらず、誰かいいところをいい条件で紹介してくれたら、なんて思っているのです。
これでは転職が成功するはずがありません。
転職回数が多くなると、特に転職の目的を見失ってしまいがちです。
3,4年たったし、そろそろ転職かな、ではなく、

何のために転職するのか?

もう一度問い直してみてもよいと思います。