転職面接でもしこんなことを話したらNG?

東日本大震災により、一気に面接が止まってしまったり、紹介会社からの連絡が来なくなってしまった方もいるかもしれませんが、慌てず時を待ちましょう!

今日は面接での対応をどう乗り切るか!です。
特に転職回数が多い場合、つっこまれどころ満載ですから悩んでいる方も多いかと思います。


志望動機は?と聞かれて経営者の考えに共感したから、というのはありでしょうか?

これはアリですが、実際のコメントではこういう言い方はいないほうがよいと思います。
経営者の考え、とはどんな考えなのか。突っ込んで聞かれた時に答えられるでしょうか。
ネット上に転がっている講演内容をそのまま言ったところで、経営者が考えている内容を正しく
理解して答えられる人は多くはないでしょう。
この場合は、・・・・というような考え方でいらっしゃるところに共感し、私も・・・・という
点で貢献できたら、と考えたからです。

具体性を持って答えるのがベターです。


入社2年目なんですが、やめた先輩が転職した会社に追いかけて転職したいです。そのことを面接で言ってもいいでしょうか?

理由としてこのことを言うことはNGです。
なぜならそもそも同じフィールドで、同じように育ってきた人間が2人いるよりも、
様々な特性、特長を持った人であるほうが企業としてはメリットが大きく、上記のような理由は
本人としては一大決心だとしても、会社として見たときには非常に弱いと言えます。
特に社会人歴が浅い場合、知見、判断力もそう深いとは言えないため、長期視点で育成を考えなければ
ならず、この点でもデメリットになります。
事業の中できちんとやりたいことを見出し、そのことを動機として話したほうがよいと思います。


面接では人柄を見抜くとき、どんな質問をしてきますか?

よく圧迫面接、と答える場合がありますが、そんなことをしなくても人柄は見抜けます。
そもそも日本企業の場合、この人柄というのは、自分と一緒に働くことをイメージできるか、という軸で判断してきます。したがってやりがいはどんな時に感じるか、辛いときはどんなときか?など感情に結びつくところで、
共感できるかなど、仕事の出来不出来を判断するよりもゆるい軸でみてくることがあります。


面接で転職回数について、質問されました。どう答えれば?

これはよくあることですし、転職回数が多いことを弱みにするか、強みに変えてしまうかは自分次第ですから、
しっかり答えましょう。
転職回数が多い場合、会社がつぶれた、キャリアアップを狙ったなど、他責、自責の2つに分けられるかと思います。しかし、面接ではどんな理由であっても転職の軸は、最終的にこういうことをやりたい、そのために転職の過程でこんなことを考えて、こんなビジネススキルをみにつけるため転職した、と一本軸が通っている話しができるかどうかが、面接通過のポイントになります。