転職支援〜IT 業界営業職③
面談リクエストのメールが届く
「結構エージェントから連絡きましたが、どれに会えば。。」
「数というより期間で決めましょう。会社を休んで問題がないなら、一週間朝か
ら晩まで会い続けてください」
二三日で、各エージェントから連絡が二十通ほど届きました。
具体的な案件を提示してくるもの、とにかく会いましょう、というもの様々です
が、今回はとにかく全て会ってもらうことにしました。ただし、これらのエージ
ェントとの面談期間はまず一週間に限定しました。
短期間に会っておかないと、それ以降の活動プロセスがずれてしまい、最終的に
は同じタイミングで入社する企業を選択するということができなくなるからです
。
とりあえず朝から夜遅くまで、4社か5社のスケジュールを組んでもらいました。
斎藤さんは何だか営業訪問みたいですね、と笑っていましたが、まあ似たような
ものです。自分を売り込みにいくわけですから。
エージェントは基本的に会社から出てくることはありません。
自分の会社にいて時間がきたら面談室にいけばよいわけですから、とりあえず会
いましょう、と言うわけです。
したがって案件をちゃんと提示してくるかどうかは会わないとわからないという
可能性が高いのです。
企業も不況のなかでIT業界の営業となると、以前のように何でもとろう!なんて
スタンスにはなっていないはずです。
斎藤さんにはエージェントから企業が絞り込んだ求人案件情報を引っ張りだすた
めにいくつもりで面談に臨むように話しました。