転職支援〜IT 業界営業職⑤

面接のポイント

「どんなところに気をつけたらいいですか」
「そうですね。まずは今も営業でやっているかもしれませんが、まずは訪問する
会社についてしっかり事業内容を調べるようにしてください」

いよいよ面接です。
面接では、必ず会社の事業内容だけではなく、どんな領域に力をいれていて、ど
んなところならば自分の特性が発揮できそうかをしっかり事前に調べるようアド
バイスしました。

これは意外と適当にしかやっていない人が多いので、くれぐれもしっかりやるよ
うにアドバイスです。

ポイントはこの点を流暢にはなすことではなく、この部分に時間を使って考えた
ということです。

これから入りたい会社について考えたことは、特段台本を用意しなくても、自然
と会話の中で出てきます。

営業職の場合は必須といってよいでしょう。


斎藤さんの場合、新規開拓のノウハウがウリです。
生意気にならないように注意しながら、しっかり自分が即戦力で期待してもらい
たいポイントを話しました。

担当者面接、部長面接、役員面接と、多いところで三回くらいで、だいたい二週
間くらいでクローズです。

彼の上司のアドバイスもあって、直接上司になる人との面談を希望してもらうこ
とにしました。
ただ採用されることを考えるのでなく、自分が活かせる上司と会ったことは、こ
の後の入社する会社を選び、入社後の安心を得る上で大きなファクターとなりま
した。

最終的には5社の内定をもらうことができ、さてどこにいくか、を決めるフェーズ
にはいります。

なお面接日程は最終面接まで一気に短期間で実施するようにしてもらいました。
何人もの人が受けている状況を考えると、まずは合格、口頭での内定をとること
が大切です。


ここまで3ヶ月。

やはり不況の時期は面接に届くまでが長い。。
好景気ならもう内定が出ているタイミングです。


なかなか面接する会社が決まらず、サポートしたこちらも若干あせりましたが、
面接日程が決まり出すとあとはバタバタと一気に進み出しました。