転職を失敗するリーダーに共通する秘密 1/2
今の会社で何社目だったかなあ。。
ふと数えはじめ、同時に数々の面接で話してきた転職回数の多さにとってつけた筋の通った理路整然とみえる説明に自分で思わず笑ってしまうことがあります。
さて、何社転職しても転職先で成功する人はどこへ行ってもある程度成功するし、うまくいかない人はどれだけ回数を重ねても失敗します。
その違いはどこにあるのか。
つい先日こんな相談を受けました。
「組織が変わり、自分が新しい組織のナンバー2を期待されているんです。
しかし、ナンバー2のポジションは正式に発令されてないし、これがないとみんな自分をスルーしてしまいます。」
要するに、役職がないと動きにくいということですか?
「正直に言えばその通りです。固執してるつもりはありませんが、仕事をするためには必要なんです」
これを読んで、
なんだよ。ポジションに執着しちゃって。
なんてわかったようなことを言えるのは、仕事なんて定時までやればいいのさ、なんて言える優良企業の定年まで安泰サラリーマンか、自分の腕一本で食えるよいつでも、と言える能力スキル、視野視座を併せ持つ人くらいでしょうか。
二十代後半から三十代前半、または四十代前半、つまり働き盛りの人のほとんどが転職先で一度はこの種の焦りを経験します。
しかしこれは転職先で失敗するコースを確実にたどることになります。
どこがだめなのか。