転職スカウトの前に会社をやめずに転職? 1/2

会社をやめずに転職?

そうです。
うまくいくかどうかという外の見えない世界へ動くというばくちではなく、やめずに転職です。

本気で外への転職を考える前に社内転職を考えてみるということをお勧めします。

なあんだ、異動のことか。って?

いやいや(笑)
ちょっと違います。

すこしだけ考えてみてほしいのですが、会社が大きいところはもちろん、どんなに会社が小さくても、全員の役割が同じなんてことはありません。


外への転職を考える前に自分の会社のなかで未経験の職種を含め、やれることはないか本気で考えてみてください。

もし見つけたら、そこに移るためにはどうすればいいかを考えて実行します。

必要ならば、うつりたい部署のリーダーに対して、自分を売り込むことも必要かもしれません。


私の友人に、何度目かの転職でサービス関連企業の現場で、営業主任になった方がいました。
しかしその彼は、日頃より人をつくるということの必要性を痛感し、人材育成をキーワードにした仕事がしたくなり、転職を考えました。

しかし、いざ紹介会社に相談すると、提示してきた案件はどれもこれもこれまでの経験の延長線上にある営業職ばかり。

二言目には
いやあ未経験では無理ですよ。
うちとしても確実に受かって頂ける方を紹介したいんですよ。
あげくのはてに
ご自分をしっかり見つめ直された方がよいのでは?


大体の紹介会社はこんな反応だと思いますが、彼はなんとも理不尽な回答だと憤慨し、それなら経験とやらを作ろうじゃないか、と思い立ったそうです。