誰も教えてくれない転職スカウト見分け方 1/2

かつては何百社あるかわからないほど存在していた転職会社もいまや半数以下。
転職業界そのものが壊滅してしまったと言ってもいい状況です。

が、いざ転職となればやはり一度は頼らざるを得ないのが現実です。

転職会社にはマッチング屋、押し込み屋と言って、転職自体が成功するか失敗するかは全く関係なく、とにかく入社させるということしかやらない会社も存在します。

自分が抱えている状況や持っているスキルセットによってはこういう会社もうまく利用することができます。

そこで今回は誰も教えてくれない、転職スカウト見分け方のコツについて書きます。


まずはマッチング型紹介会社。
具体的にはリクルートエージェントやインテリジェンスなどの大手や、キャリアマートという電話オペレーターのカウンセリングのみで案件を紹介するところです。

かなり詳細なアンケートを書かせ、それを機械的にデータベースと照合し、案件抽出をします。

このタイプの会社のエージェントはキャリアカウンセリングのスキルほぼゼロといっても過言ではありません。

キャリアアップしたい人、異業種にチャレンジしたい人にとってはいくら熱意を持って話しても、過去の経験や履歴書と案件のマッチング度が高いことが採用可能性と関係するという固定観念で話しを聞いてきますので、あまり役にたちません。

実際に担当者と話してみると、複数回転職やキャリアアップの経験をしているエージェントが極めて少ないという印象もうけます。


一方で膨大なデータベースを利用できるというメリットはあります。
受けたい企業やポジションの軸を彼らのマッチング軸で明確に指定できるならば利用価値はあります。