転職回数が多い?平均転職回数の常識を突破するコツ 1/2

「転職を成功する人の平均転職回数は何回ですか?」

大概の相談者がこんな質問を投げてきます。

無理もありません。転職回数が増えてくるとどうしても気になるものです。
まずは一般的な常識から言うと、転職回数は少ないほどよいと言われます。転職サイトやエージェントに質問すると、「三回まで」などとはっきりと言う方もいらっしゃいます。

しかし、これはかならずしもあてはまりません。

気になる方は2つの視点でこの転職回数をとらえていただきたいのです。

まずそもそも志望したい会社は転職回数を気にする会社か、ということです。
いろいろな会社を受験されることと思いますが、たとえば、受けようとしている会社がそもそもほとんど中途採用をしていない、毎年新卒を大量に採用している、などの場合は、採用担当や責任者はいわゆる新卒で入社しているケースが多いと思われます。

そのような環境で仕事をしてきた方にとって、中途でかつ複数回の転職経験がある方はどのように見えるでしょうか?

「飽きっぽいんじゃない?」「つとまらなかったのでは?」などと見てしまうのは当然といえなくありません。

このような会社を受験する場合は当然不利と言えるでしょうし、仮に採用されたとしても、中途の方が伸び伸びと仕事ができる環境をつくることは難しいかもしれません。

要するに、受ける会社はどのような会社なのか、ということです。