面接自己PRのツボ

面接担当は面接に来た人をみて、どんな人なら合格の印鑑をおすのでしょうか。

もちろん業界や職種によって違うのは当たり前ですが、共通して言えるのは、コミュニケーションがちゃんととれるかどうか、テキパキやれるかどうかとという点をあげることができます。

文に書くのはカンタンですが、頭の回転やセンスが影響するため、この点を強化
すればいいよ、と言われてもなかなか難しいところではあります。

しかし、面接の短い時間に“垣間見見える”状態をつくることは可能です。

チラリと垣間見せておいて、いざ受かったら必死になってほんとに追いつく努力
をすればよいのです。


え、小手先のテクニックなんていらない、もっと本質的なことが知りたい?

いえいえ、本質を求めるなら逆にこれくらいのことはさらりとやってのけて頂き
たいのです。


面接担当は時々話しの下駄をポンと投げるような質問をすることがあります。

「あなたが仕事の中で大切にされていることについて教えてください」

さて、なんと答えてよいものやら。

当然「給料と有給休暇です!」なんて答えようものならば、永遠に終わることの
ない転職活動人生をおくることになってしまいます。

そこで
「はい」とまずは返事をしましょう。

次に
「私が仕事で大切にしていることは二つあります」
と相手の質問を繰り返します。

回答の中に織り込む数は常に二つ。

ここまでの数秒で話の内容を考えます。人の思考を改めて考えると複数挙げると
きに最も考えやすいのは二つです。

三つ、と挙げることがキレイにみえるような気がしなくもありませんが、その三
つの内容が重なっていたり、そもそも並列に並べることが不適切だったりすると
、かえってマイナスの結果になってしまいます。

上と下、黒と白、プラスとマイナス、過去と未来、自分と周り。
こうした二つの枠組みで物を考え、回答に落とし込みます。

前述の例で説明すると、

自分自身という点からは。。。、周囲との関係という点からは。。。

などという切り口で答えていきます。


すぐには難しいかもしれませんが、答えられるようになれば、思考が整理されて
いる印象を受け、テキパキと仕事をしているイメージを浮かべてもらうことがで
きるようになります。