資格取得を目指す?だからあなたの転職は失敗する! 2/2


もし、あなたが資格を持っていて、それに見合う仕事のレベルが実現できない場合は、

「あいつ資格を持っているから優先的に採用して高い給料も払ったのにやらせてみたらぜんぜんだめ。かといって給料も下げるわけにもいかない」

机の上の知識だけで、実務に即したノウハウもない。

ある程度年齢を重ねていれば、本人に直接指摘されることなく、
水面下でリストラの候補にあがることは珍しくないのです。

また、当たり前のようですが、仕事がない状況においては、資格をとるだけでなく、自ら顧客を開拓することを迫られるケースがすくなくありません。
資格をとって独立を考えている方ならなおさらです。


35歳になって、給料が上がらず苦難の道を歩きながら将来につながることがないナイショの仕事をしたり、資格勉強に精を出す前に考えていただきたいこと。

まずは自分自身で仕事を生み出し、価値を生み出すにはどうするか、その中で自分のできることはなにか。

目先の苦しさを何とかしようと考える前に、遠回りでもまずは一度立ち止まって考えてみてもよいのではないでしょうか。

このスタンスであれば副業も資格勉強も苦難の道から脱するだけではなく、大きなステップアップにつながる可能性が高くなります。

転職回数が多いから不安。だから資格。この思考はその後のキャリアを容易に転落へと導いてしまう可能性が十分あります。

まとめると
安易な資格取得をするのではなく、
 自分が生み出すことのできる仕事はあるか
 自分が生み出すことのできる付加価値は何か
 それを実現するための手段として有効な準備は何か

まずはこの3つを整理してみることが転職回数が多い時、不安に思った時に考えるべきことになるのです。

そのうえで資格取得を目指すかどうかを考えていくことが大切なのです。