紹介会社のサイトはすぐ登録してはだめ!転職活動はじめの一歩が勝敗を分ける

今回は以前Yahoo!知恵袋での相談に回答したものをご紹介します。
転職紹介のサイトを活用して転職を活用して転職活動を進めようされている方でした。
相談の趣旨を簡単に書くと、

  • 転職サイトを利用しているのだが、応募企業も決まっていない段階で、
  • 応募企業への志望動機、という欄があるのだがどうしたらよいか。
  • 転職理由などとも書かれていますが、応募企業先への転職理由を書けばよいのか。
  • 写真登録のか?自分で撮った写真でいいのか?それとも写真館などへ行って写真を撮り、そのデータを載せた方がいいか?

というものでした。
この質問はこれから転職活動を始めようとする方々にとっては共通するもののように思われますので、
それに対する私の回答をそのまま記載します。
しかし、この回答では答えきれなかったポイントがあります。

それは、紹介会社のサイトに転職活動間もない人がすぐに登録してはいけない!ということです。

その理由は最後に書きますね。

〜ここから
WEBサイトに登録する時には、どんな軸で仕事をしたいのか、という職種や方向生を軸にした動機を志望動機欄に書けばいいですよ。
転職理由は現在の企業から出る理由と、新しい会社に移ろうと思った動機の二つを織り込んだ説明にすれば大丈夫です。
応募する企業が確定する段階までにしっかり精査するということでもよいかと思います。
写真はできればデジタルデータで、写真やさんで撮影できるのであればそのほうがよいと思います。
しかし職種によっては写真はあまり関係しない職種も多くあります。
業界も職種もばらばらな場合は上記のような対応をしておけばよいと思います。

〜ここまで


これから転職活動をすすめようとされている方は参考にして頂ければと思います。
前述した紹介会社サイトにすぐ登録してはいけない、という理由について少し書きたいと思います。

紹介会社は上のご相談でもわかるように、応募する側に対しては無料サービスを提供しているという
立ち位置から、ユーザビリティというよりも、自分たちがいかに効率的に応募者を企業に送りこめるか、
という視点にたっています。
サイトにまだ応募すら検討していない企業への志望動機を書かせたり、面談はどんなに遠くても会社
まで来い、と言ってみたり。
当たり前のように思って活動をされている方もいらっしゃるかと思いますが、わざわざ出向いたのに、
「いやあ、やっぱり案件はなさそうですね。また情報ありましたらご連絡します」
私自身こんな目にあったのは1度や2度ではありません。

そんなスタンスですから、サイトに入力された情報は、採用率をアップさせる添削もドバイスもなく、
企業に横流しするのが彼らのやり方です。

ダメな書類を出してバツがつくと、書類を修正しても二度とその企業には応募できません。
出したとしても、ああ、また出してきたな、とはじかれて終わってしまいます。

みなさんはご存じかどうかわかりませんが、紹介会社は紹介した応募者が採用されると、
企業から初年度年俸の18〜30%以上を紹介料を受け取ります。
これを考えると、サービス提供のスタンスにはどうしても首をかしげてしまいます。

こんな状態であれば、よく考えてみる必要があります。

せっかくの大切な時間を使う転職活動ですから、まずは多少なりともアドバイスをしてくれるエージェント
とあって、志望動機や転職理由の話し方、書き方をブラッシュアップしたうえで、
大手エージェントを案件情報を活用したほうが転職戦略としてはうまくいきます。

転職活動をはじめるときは、大手エージェントから使うのはダメ!
これが今日のポイントです。