転職回数が多い、を武器にしてしまう逆転思考とは?

career1102010-05-13

転職回数が多い人が異業種、特に未経験の業種、職種を目指すときに必ず気にするのが、

「私、今回受ける業種の経験が少ないだけでなく、結構転職回数多いのですが、大丈夫でしょうか」

うーん。

この質問はいけません。

なぜいけないかを説明する前に、実態についてお話しします。

転職回数が多い人でも受け入れることを表明している企業でもやはり回数を無視
しているわけではありません。

よく「〜業界は回数なんて関係ないよ」というアドバイスをする人がいますが、
これはとんでもない勘違いです。


バブルといわれた時期ならともかく、転職回数は離脱リスクを含むかどうかとい
う点で必ず見ます。

転職回数が三回を超えた場合、どうみられるかですが、
この人は今の会社を離脱してもいいくらい成長し、レベルがあがったと自分で考えたか、
転職回数が多いことで能力や付加価値が高くなっているか、
元々転職前提で入社したか

とプラスでみるとこんな風にみえることがあります。

一方で、客観的にみて上記のいずれでもない場合で、飽きっぽいのかな、とか
辞めざるを得ないのかな、思われた際にはなかなか決まらない。


冒頭の質問がなぜだめかというと、これからうけようとする会社をなぜ受けるのか。
異業種だけれとも、自分のこれまでの経験を使えるから?
様々な経験をしてきたので、どんな仕事でも対応できるようになっているから新たな挑戦したいのか
将来的なステップアップに向けて、ちゃんとキャリアを踏んでいるからか

もちろんそのためには求人票をよむだけではなく、何をやっている会社で、どう貢献できそうか
などをWEBサイトや会社案内などをよく読んで、自分なりに研究することは必要になります。
そうでなければ、前述のようななぜ受けるかということに答えを出すことはなかなか難しいと思います。

このように考えると、多くの会社でたくさんの経験をしている分、いろいろな角度からの視点を持っている
ことが話に説得力を持たせます。

大丈夫でしょうか?ではなく、これならいけそう!な状態にするのです。

なんだか難しそう?

で、あれば転職を重ねて経験したことが、自分の血や肉となり、力になっていることをちゃん言えるように
してみるところから挑戦してみてはいかがでしょうか。


この時代、転職が何回であっても関係ない、そんなスタンスで
転職回数を逆に武器としていけるように攻めの気持ちを持ってがんばっていきましょう!