転職のウソ!33歳を超えたら転職できない?? 1/2

私が20代後半に入ってある教育関連会社に入ったとき、入社式で人事部長が話
した言葉が、

「あなたがたはまだ20代だから採用されたと思ってもらえばいい。30代なら
難しかったと思う」
!?

入社後、現場や人事部門に配属されてこの発言の真意を知ることになりました。
業界最大手だったこの会社は、新卒採用に力を入れていました。
新卒は将来の幹部候補で、そのほとんどが小学生から高校生までこの会社が運営
する塾に通い、大学生になったら講師としてアルバイトをした経験があるという
、血が濃い社員がほとんどでした。

逆に中途は新卒が育つためのつなぎで、転職可能な年齢のうちに再転職や独立を
促すような施策をとります。


ある時に上司の人事部長に呼ばれ、
「プロパーのさんのことなんだがね、将来のことを考えると、今やっている
ようなあんな仕事をずっとやらすわけにはいかないから、君が代わりに担当して
くれないかな」


あんな仕事、を自分に、ね。。

私がこの入ったばかりの会社を、3年でやめよう!と思い、3年後の転職準備を
始めたのがこの時からです。



ところで、
転職は「29歳、33歳の壁」というのがあって、この年齢を過ぎてからのキャリア
アップは難しい。

こんなことを紹介会社がよく口にします。

でもこれはウソ!
人材を右から左に流す工場のような押し込みをしている紹介会社と、紹介会社の
理屈に飲まれている人事担当のセリフです。