30代1,000万プレーヤーを目指すなら社内出世は諦めなさい 1/3

今回は、転職を考えたときにどこに軸をおいたらいいのか、いくつかの内定がとれた時にどんな基準で選択をすればいいのか。

この時に役に立つ考え方を書きます。
大企業で順当に出世を重ねていけば、45歳から50歳くらいで年収1,000万円を目指すことはさほど難しいことではありません。

しかし転職となると話はずいぶん変わります。
転職エージェントに対して普通に話をしたとしても、年収500万円の方に対して1,000万円の案件を提示してくるエージェントは
何人くいるでしょうか?
答えはもちろんゼロです。
しかし、自分のキャリアに対してしっかり戦略を持って取り組んでいけば、年収1,000万円はの案件を提示させるようにすることは
決して不可能ではありません。
もちろん、自分自身のスキルや実績を磨きながら自分を鍛えていくことは必須といえますが、単純に市場価値があがっただけでは自分が高く売れるということはありません。

市場価値が上がった前提で高く売るためには少なくても3つのポイントが必要です。

1つ目は、高いお金を払ってくれそうな企業をターゲットとして見つけることです。

例えば私がかつて在籍した企業は、ソフトウェアの販売をしていたものの、売上12億円、社員数130名という企業でした。
一概にこれだからダメ、というつもりはありませんが、1人あたりの売上が1,000万円をすでに割ってしまっている計算になります。
これから成長していくかもしれない、という可能性があるかもしれませんが、現時点で1,000万円ほしいです!なんていっても
ハイ、そうですか、と簡単に希望額を提示してくることはないと思っていいでしょう。
ここは逆にいうと単に給与が高い会社に入りたいです、なんて言っている人では、そもそもこのようなキャリアアップはできません。

ターゲティングする企業がどんな事業をやっていて、成長力はどのようなレベルで、今の経営状況はどうか、など自分なりの情報収集力
や分析力が重要になってきます。

2つ目のポイントは手間さえ惜しまなければ、すぐに満たすことができます。
今すぐにとりかかることができるはずです。