やっぱり学歴は転職や年収に影響するのですか？ 2/4

あなたはどんな会社で仕事をしたいのか

｢わかりました。では履歴書の整備は後回しにして、まずは履歴書を書いて見ましょう。書けますか？｣

｢はい。職務経歴書だったら。手前味噌ではなく書けることはたくさんあるつもりです｣

｢そうなんですか。例えばそれはどんなことですか。｣

｢はい。私はトップの営業成績でしたし、ある程度のポジションも与えられてきましたし｣

｢わかりました。その職務経歴書は相当なアピール力を持っていそうですね｣

｢かもしれません。必死でやってきましたから｣

｢では、聞きますが、そのようなアピール力のある職務経歴が大学名をみただけで色あせるでしょうか？しかも一瞬で｣

｢そ、それはないと思います！｣

｢ですよね。まず大切なことは、ちゃんと実績、経験を積み、アピールできる場合は学歴のトラウマにそんなふうに縛られる必要はないのですよ。｣

｢はあ。そうなんですね｣

｢しかし。。。｣

｢しかし？｣

｢しかし、職務経歴書より履歴書が足切りの材料にされてしまうこともあります｣

｢そうですよね。それを私は気にしているんですよ｣

｢ご心配はよくわかります。では逆にお聞きしますが、今回転職してどんな会社にはいりたいと考えているのでしょうか｣

｢はい。今は大きめの会社にいるのですが、なんだか周りはみんな上の人間をみて仕事をする人ばかり。ザ、サラリーマンという感じです。今度は自分の力がちゃんと発揮しできて挑戦できて、もちろん甘くはないでしょうけれど、頑張っていける。そんな会社にはいりたいんです。｣

｢無い物ねだり、ということでしょうかね｣

｢少し違います。できないやつはバンバン切っていく、そんな会社もあります。そうではなく中期視点で仕事を考えていくということもできる会社を慎重に選びたいです｣

｢ですか。だとするとやはりちゃんと考え方を修正していただく必要がありそうですね｣